神社
日本文化の源を見据えて
太陽神を頂点に神道の神々を祀る拝殿。どこよりも何よりも、穢れなくすがすがしい場であってほしい。
私達の祖先はその願いや祈りの形として、白木をそのまま使用し、装飾を省いたシンプルな神殿を築きました。
寺院
伝統の手技で社会貢献
仏教の伝来(五三八年)は日本の歴史上最も大きな出来事のひとつです。
現存する数多くの寺院建築を通して祖先の考え方や、暮らしぶりまでをみることができます。
文化財修復
伝統文化の継承と表現
国際化の実現には自国の文化がその鍵を握るとも言われます。
私達宮大工は、歴史を証言する様々な文化財建造物を正当に引き継ぐことを義務ではなく、
自らの意思として世界に誇る日本の伝統文化を表現し、新たな歴史を刻み、伝えます。
祭典
祭りの彩り
日本の各地には様々な意匠が複雑に絡み合った独特な形の神輿があります。
また、繰り返し利用するため、「手入れ」が肝心で、修復も新しく作ると同じほど重要な仕事となっています。
ハレの日は神事を司る三方、柄杓等の神具も揃えて祭りが始まります。