会社理念

藤田社寺は縁あって曹洞宗大本山永平寺のお膝元に作業の場を構えております。
ここは温かい人の心と自然に取り囲まれた理想的な場所です。
ご縁に報いるために、宮大工千年の伝統の「手技」と「手入れ」で「尊さのかたち」を次代へと伝えていきます。

熟練の手技が目指すもの

日本の建築文化の歴史には、まさに神技と思える物語を発見します。
証として現存する貴重な文化遺産の前で、私達職人はそこまでたどり着く道は修練しかないことを、先ず身体で覚えます。
自然体を会得するまで繰り返します。
そして最も大切なことを身につけます。
社寺建設は自然と人間との共同作業だということを。
自然界と切り離された樹木が人間の手技によって「尊さのかたち」として、再び自然と一体化する瞬間、宮大工職人の「手技」が目指す美の極致です。
全体と細部の調和、その完成度が厳しく問われる緊張の一瞬でもあります。

伝統の手法と現代技術の融合

藤田社寺建設では単なる請負建築業、工務店としてではなく、社寺建設における専門技術集団です。
設計および管理面だけではなく、宮大工、大工を常用し、技術の向上を図っています。
発祥は江戸時代により続く提灯・傘の御用掛「藤田屋」で、昭和に入り、神社、寺院の内装、神具・仏具、御輿製作を行っていました。
先代社長堀の社寺仏閣への想いと藤田屋の寺社への取り組みが一体になり、現在の藤田社寺建設となりました。
福井県をはじめとして日本全国に多くの建築実績を持ちます。